ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル (朝日新書)
秋山千佳 / 本
ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル (朝日新書)電子ブックのダウンロード - 秋山千佳によるルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル (朝日新書)は朝日新聞出版 (2016/8/10)によって公開されました。 これには304ページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、22人の読者から4.9の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル (朝日新書) の詳細
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タイトル
ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル (朝日新書)
作者
秋山千佳
ISBN-10
4022736763
発売日
2016/8/10
カテゴリー
本
ファイルサイズ
24.63 (現在のサーバー速度は20.64 Mbpsです
ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル (朝日新書)電子ブックのダウンロード - 内容紹介 虐待の家で育った少女が、笑顔を取り戻した──。 貧困・虐待・スクールカースト・ドラッグ・性。 現代の子どもたちが抱える問題の最先端が現れる「保健室」と、 そこで彼らを支えて奮闘する 「養護教諭」の活動に密着したルポルタージュ! 目次 【第1章】いまどきの保健室の光景 ●東京都内のA中学校の場合 ・マスクに依存する子どもたち ・親の前では「いい子」 ・「はざま」の子 ・保健室から追い返したら行き場がない ・来室ナンバーワンに虐待の影 ・ADHDと愛着障がい ・養護教諭の気付き ・隠蔽されることが多い性的虐待 ・不登校の理由は「お母さんが心配だから」 ●大阪府内のB中学校の場合 ・病院にできなくて保健室にできること ・家庭の味はインスタントラーメン ・給食が命綱 ・「困ったらスマホ」で親に知られずに緊急避妊 ●東京都内のC中学校の場合 ・保健室前で追い返す教師 ・居場所をなくして不登校になる生徒 ・先生にわかりにくいネットいじめ ・困った子は困っている子 【第2章】虐待の家から出されたSOS ・あらゆる虐待を受けてきた女子生徒 ・この学校は保健室がないと回らない ・無表情な女子生徒の1年以上にわたる様子見 ・保健室で噴出した密室の事実 ・児相の判断と「私のオアシス」 ・自立するしか道はない、が ・生きててよかった ・落とされた支援のバトン ・社会から孤絶したその行く末 ・養護教諭の無念 ・保健室が育んだ「一生もの」 【第3章】保健室登校から羽ばたく ・処置台を覆う布 ・保健室は困ったときに行くところ ・突然の発作とリストカット ・校舎から飛び降りかねないならどうするか ・「こうしなきゃ」からの解放 ・「保健室のちゃぶ台」を囲んで ・たくさんの手をかけるチーム支援 ・卒業目前の飛躍 ・思い描いた将来へ踏み出す ・チームの進化と終焉 ・いつかは記憶にフタをする 【第4章】性はグラデーションなんだ ・まちかど保健室に飾られた絵の由来 ・性教育の持つ力 ・本当は女性になりたかった ・カミングアウトで始まったいじめ ・3日間の保健室登校 ・父親への告白 ・将来への不安と「先輩」の言葉 ・偏見と闘っていく情熱 ・LGBTへの教師の無関心は悪意なき加害 ・生きてりゃいいさ ・性のあり方は個性のひとつ 【第5章】変わりゆく子どもと保健室 ・養護とは、養護教諭の仕事とは? ・養護教諭は日本独自の教育職 ・「学校の母性」にすがる子どもたち ・親に迷惑をかけたくない ・増える?男子の来室者 ・ネット問題に消極的なベテラン、生徒対応が不安な若手 ・自助努力まかせでは「ハズレ」の養護教諭を減らせない ・教師版スクールカーストは子どもの不利益に ・スクールソーシャルワーカーとの連携で家庭支援 ・まちかど保健室を各市町村に ・保健室は子どもを救う最前線 内容(「BOOK」データベースより) 貧困や虐待、いじめなどのさまざまな問題を抱えた子どもたちが最後の拠り所として集まってくる学校の保健室。そのドアの内側で、子どもたちが発する心の悲鳴を聴き取り、彼らの支えとなるべく奮闘する養護教諭たち。「駆け込み寺」「オアシス」と称されてきたその場所で、いま大きな変化が起きていることを誰も知らない…。現代の子どもたちが強いられた困難の本質を探るルポルタージュ。 商品の説明をすべて表示する
カテゴリー: 本
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本書は、小中学校の保健室における養護教諭の「実情」を、現場に赴き取材を重ねてまとめられたルポルタージュだ。当然だが、養護教諭を頼って保健室に駆け込む思春期前の児童生徒の「現状」はもちろん、そこから垣間見える、現代日本に潜む課題にも触れられている。文面は、保健室での仕事のレポートから徐々に視野が鳥瞰的に、かつ、広くなっていく。ゆえに、本書は、問題点や現状の把握をしやすい編成をしているといえる。こどもは親を選べない。なので、貧困やDVなど、親が置かれている社会環境の影響をもろに受けてしまいがちだ。これに加え、昨今の傾向として、LINEに代表されるデジタルコミュニケーションツールからの影響もある。その一方で、価値観の多様化が進んでいる昨今の情勢を受けて、アイデンティティーの置き方に悩む事例も多くなっていることも挙げられている。LGBTに悩む男性の事例はまさにそれだ。というように、養護教諭が対応する仕事は複雑化している。それにもかかわらず、養護教諭の転籍や子どもの進学によって、継続的な支援の環境が途切れる事象に代表される学校の環境、学校を支援する地域の教育支援の環境、そして、養護教諭の育成にかかわる環境は、その複雑化する業務に対して十分な対応やサポートがされていない。本書では、そこについて厳しく指摘している。特に、国内の労働環境において問題になっている「個人の頑張りに仕事のパフォーマンス向上の要素を丸投げしている事情」は、どの業界でも共通であることも、本書から垣間見ることができる。成功例も併せて紹介されているので、何が違うかを比べるのも一つの読み方といえる。本書を読了して、こどもを取り巻く環境は時代に応じて異なれど、彼らが両親や社会に求めるものは、いつの時代でも同じと感じた。大人は、その「こどもが持つ普遍的な心理面での願望」への対応と、時代が変わることによって生まれる新しい環境やそれに付随する問題への対応、という2つの側面を決して無視してはいけない、と、読後に重く感じること必至の内容だ。特に、こどもを持つ親御さんや中高生世代までの教育の「しごと」に関わる人は、本書を手に取ってほしいと願う。
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